ただいま勉強中!新人法律事務員のなるほど法律ブログ

2012年12月

2012.12.26

何かをする前に読んでください。

クリスマスはどのように過ごされましたか?

友達と?家族と?恋人と?

クリスマスは12月25日ですが、どちらかというとイヴの24日の方が重要視されていますね。

私たちの誕生日なら、誕生日当日こそが重要であって、誕生日の前日に何かするという事はあまりないので、不思議なことです。

さて、『裁判』というと、知っているようで知らないことが多くあると思います。

裁判はあらかじめ期日が設定され、その当日に出廷するわけですが、

「明日が裁判だから、今日は一日依頼者様と明日の打ち合わせをするぞ」

ということはあまりありません。

裁判当日に事務所の応接室で打ち合わせをし、一緒に裁判所に向かうというのがよく見られるケースです。

実は、このことも私のイメージと現実とのギャップが大きかったことの一つです。

私は、何でも前もって完璧に決めたい!と思うところがあるので、

裁判当日、開廷の30分前に事務所を出るという事態は非常に焦ることなのですが、先生の落ち着きを見ていると、

「大丈夫なんだな。先生に任せよう。」

と言う気持ちになるのだと思います。

自分の想いや主張したいことが強くあったとしても、言い方一つで相手に与える印象は変わりますし、

ここで話すべきことなのか、

どう伝えるべきことなのか、

やはりそういった一つ一つの細かいニュアンスは先生にお任せするべきなのだと思います。

裁判は、人が人を裁きます。

裁く人も裁かれる人も、その結果を受け入れる人も、かかわる全ての人にとって決して楽ではないことです。

もうすぐ2012年が終わります。

年度が変わっても裁判は続きます。

年をまたいだ裁判もあります。

解決しなかった問題もあります。

必ずしも新しい気持ちで新しい年を迎えられるとは限りません。

でも、2013年はやってきます。

あ、大晦日も重要ですね。

元旦よりもどちらかというと大晦日の方が盛り上がる気さえします。

何かがある前日。

何かをむかえる前の日。

当事務所は、29日から年末年始のお休みに入りますので、これが今年最後のブログとなりそうです。

8月からスタートしたブログですが、なんとか続けることができました。

ご覧いただきほんとうにありがとうございます。

これからも『へぇ~なるほどな~』なことを探しながら、日々の仕事に励んでまいりますので、

2013年もどうぞよろしくお願いいたします。

素敵な大晦日をお過ごしください。

【四季の風法律事務所 事務員】

2012.12.14

回ってくるのは何の当番?

学生のみなさんは「もうすぐ冬休みだ!」とそわそわする時期になりましたね。

「大掃除もしないと・・・」

「クリスマスのプレゼントを用意しないと・・・」

と、大人の皆さんも気ぜわしく過ごされているのではないでしょうか。

学生のころには○○当番というものがありました。

給食当番、掃除当番、日直当番。

私は、日直当番が嫌いでした。

「起立・礼」の号令をかけなくてはならず、この起立と礼のタイミングを計るのが苦手だったからです。

そんな『当番』が回ってこなくなって何年が経ったでしょうか。。

この職について、再び『当番』という言葉に出会いました。

『当番弁護』です。

昨日、当事務所の弁護士嵯峨根は、この『当番弁護』に当たっていました。

先生のスケジュールを見ると、朝から夕方まで一日『当番弁護』で埋まっています。

それなのに、先生は事務所の自分のデスクで仕事をされています。

(「出なくていいのかな。当番なのに・・・。」入所当初の私はいつもそう思っていました。)

そこへ京都弁護士会からの電話が!

「派遣要請の依頼が来ました。FAXをご確認ください。」とのこと。

送られてきたFAXには、逮捕された者の『氏名・性別・生年月日・勾留されている場所・逮捕された日』が記載されています。

先生はFAXに目を通し、勾留されている警察署に連絡をします。

逮捕されている者が今そこにいると確認できると、接見に向かいます。

警察署で先生は逮捕されている者に面会し、残してきた家族のことや、この先弁護士をつけるべきかといったことなど、本人が今現在不安に思っていることを聞き、今後のアドバイスを行います。

このとき先生は、逮捕された者やその家族に対して相談料を請求することはありません。

『当番弁護』は弁護士会がボランティアで行っている制度なのです。

つまり、『当番弁護士制度とは、弁護士が初回(1回)のみ無料で逮捕された人に面会に行く制度』のことです。その際に、『逮捕された人の疑問に答え、今後の手続の流れや保障されている権利について説明をします。』(日本弁護士連合会ホームページ参照)

逮捕された本人が依頼する場合は、警察官、検察官または裁判官に「当番弁護士を呼んでください」と伝えれば、逮捕された場所の管轄の弁護士会に連絡が入り、当番弁護士に会うことが出来ます。(※成人だけでなく、未成年でも当番弁護士を依頼する事はできます。)

家族が依頼する場合は、管轄の弁護士会に電話をし、逮捕された人の「氏名・性別・生年月日・逮捕された場所」を伝えれば、当番弁護士を手配してもらえます。

逮捕されていきなり「あなたには弁護人を選ぶ権利があります」と言われたって、弁護士に知り合いがいる人は少ないでしょうし、弁護士費用のことを考えると、不安にもなるでしょう。

そんな時に『当番弁護士制度』を知っていれば。

知っていると知らないとでは、その後の結果が大きく変わることは日常的にもありますね。

これを機会に『当番弁護』という言葉をぜひ覚えてください。

逮捕されるというのは予期せぬことです。

何がなにやら分からぬままに逮捕され、取調べを受け・・・とならないためにも「当番弁護をお願いします」と言えるように、制度を知っておきたいものです。

「弁護士さんがボランティアでそんなことしてくれるの?」

「ほんとに無料なの?」

と、疑問に思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これは弁護士がボランティアで行う活動です。

そもそも弁護士は、正義の味方でも悪の味方でもありません。

弁護士は『ひと』のために動きます。

法律や権利は全てのひとに平等に存在します。

そんな中、不当な扱いを受けるひとを出さないために、とても大切な制度の一つだと考えます。

だからこそ、自分が抱えている案件と並行して、当番弁護士を依頼した被疑者のもとへ向かうのです。

私は『当番』という言葉が、すごく義務的なものに感じられてあまり好きではありませんでしたが、

今は、『当番』があるからこそ責任を持って自分のすべき仕事を行えるのではないかなと思います。

【四季の風法律事務所 事務員】

2012.12.05

年末年始・・・・というフレーズが聞こえ始めました。

11月中にはよく「今日は師走のころの寒さに・・・」という言葉を耳にしましたが、

気づけばもう師走になっていたのですね。

そろそろ年賀状の準備に取り掛かったり、そのまえにクリスマスパーティーの準備をしないと!と、

慌しくなっておられるのではないでしょうか。

そんな街中の喧騒を横目に、当法律事務所は日々の業務に勤しんでおります。

さて、今回のブログは、当事務所の年末年始の業務についてお知らせいたします。

【年末年始のお休み】

平成24年12月29日(土)~平成25年1月6日(日)

※上記期間内は事務所へご連絡いただいても事務員が待機しておりません。ご承知おきください。

なお、新年は、

平成25年1月7日(月)より通常業務を行います。

お休みが開けると、平成25年度のスタートですね。

平成元年(1989年)に生まれた子ども達がもう24歳になるのかと思うと、

時の流れの速さを感じます。

昭和という時代はとても長いので、今現在86歳の方から24歳までの方が同じ時代を生きたというのはなんだか感慨深いものがありますね。

もちろん同じ時代とは言えないほどに、めまぐるしく進化していますが。

今朝、ふと思ったことなのですが、中学校や高校の日本史の教科書にはどんな人物が登場しているのでしょう。

私が幼かった時のことなどは、もう歴史の中に入っているのでしょうか。

教科書はどんどん分厚くなるはずなのに、そうならないのは歴史のどこかが抜けているのか、内容が薄くなっているのか・・・

何が大事で、何は覚えなくてもいいと、どのように考えるのでしょうね。

法律には、忘れていい法律、適用しなくていい法律はありません。

裁判の際に、「この法律は解釈がややこしいから無視していいや」なんて言うことはできませんよね。

もちろん法律は見直され、内容が変更されることもあります。

その時代時代に適した『生きた法律』が必要ですので。

今回は年末年始のお知らせと、私のちょっと思ったこと。にとどめます。

【四季の風法律事務所・事務員】

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