ただいま勉強中!新人法律事務員のなるほど法律ブログ

2012年10月

2012.10.30

弁護士さんてこんな人?

昨日はが綺麗でしたね。

明日で10月が終わります。

ニシムクサムライ・・・11月は30日までですし、『文化の日』『勤労の感謝の日』と祝日が2日もあるので、

11月もあっという間に過ぎていきそうですね。

私達事務員は一日中パソコンとにらめっこのデスクワークという日ががほとんどですが、

先生方はそういうわけではありません。

刑事事件であれば、被告人からの接見要請に応えて警察署まで出向き、起訴されれば保釈請求を認めてもらうべく裁判官との面談をし、依頼者のために警察署、裁判所、依頼者の家族と連絡を取るなど関係各所を奔走します。

民事事件であれば、弁論期日までに文書をまとめたり、双方から提示された膨大な証拠(これを※『書証』といいます。)を読み返したり、依頼者の最終的な主張を確認し、助言を与えるなどなど。

裁判は、期日に法廷で争うことだけでなく、その裏に裁判外の多くの活動があるのです。

書証・・・簡単に言うと『証拠』のことです。自分の主張を裏付ける根拠となるもので、(主張により説得力を持たせるため。)日記やメモなど、記録された書面であったり、写真であったりします。原告(申立人)から提出されるものを《甲号証》被告人(相手方)から提出されるものを《乙号証》と呼びます。刑事事件の証拠はまた少し意味合いが変わってきます。

弁護士のイメージとはどういうものでしょう。

気難しそう?堅い感じ?コワイ?

もちろん裁判中の弁護士は厳しい顔をされているでしょうし、弁論は難しい言葉で、威圧的に感じるかもしれません。

しかし、弁護士も人です。

当事務所の所長は猫に優しく、甘いものが好きな一面があります。

たまにはみんなでお饅頭やドーナツを食べることもあります。

一日に何件も裁判を抱え、分刻みで動くこともあれば、

一日事務所で机に向かって文書をまとめ、時間を作って依頼者と面談することもある。

裁判の手続自体はルーティーンワークに近いかもしれませんが、例え争う内容の概略(離婚調停とか、債務不履行とか、賭博開張図利とか・・・)が同じでも、依頼者が違えば事件の内容は全く違うわけで、同じ仕事はないのです。

当事務所のモットーは、おひとりおひとりの依頼者様のためにできることを一生懸命に行うこと、それにつきます。

弁護士は必ずしも正義の味方ではないかもしれませんが、

このブログが、いろんなイメージを破り、一人の人間としての弁護士の姿をお伝えする一助になれば嬉しいです。

【四季の風法律事務所 事務員】

2012.10.19

はい。四季の風法律事務所でございます。

事務所に入ってはや半年。

6ヶ月の定期券もそろそろ切れそうです。

早いものですね。本当に早いです。

ここからは、だ、だ、年末だ、お正月だ!!

と、あっという間に2012年も終わってしまいますね。

事務所の電話に出るのも慣れましたが、もともと滑舌が悪いこともあって、よくかみます。

先日も「法律事務所(ほうりつじむしょ)」という音の並びがよくかむ原因じゃないか、

そこに「四季の風(しきのかぜ)」が加わってサ行、が増えるからかむんじゃないかと、

新人事務員同士で話が弾みました。

事務所には、依頼者様はもちろん、裁判所、検察庁、警察など、さまざまな機関から電話がかかってきます。

いまだに「京都府警の・・・」とか「大阪高等裁判所の・・・」と言われると緊張してしまいます。

初めは何のことかわからなかった、接禁(せっきん)、接見(せっけん)、上申、送達、追完、、、、などの言葉も理解できるようになり、中身が分かって会話できるようになりました。

また、相続調査などをする関係から、各都道府県の市役所・町役場からのお電話が多いのも特徴です。

こうしたお電話には土地柄が出て、もちろん真剣にお話するわけですが、方言の面白さを感じたりします。

同じ県でも、市役所の方は標準語に近いのに、役場の方はかなり方言が強かったり。

しかし、日々たくさんの電話に対応していると、自分が電話をかける際にどんな話し方にすればよいか、といった参考にもなります。

聞き取りやすい声の高さ。

話すスピード。

話す順序など。

誰かに自分の意見を聞いて欲しいとき、分かってほしいとき、伝える力って大切ですよね。

電話も同じなのだと思います。

お電話でご相談されたい方もいらっしゃるかと思います。

まだまだ未熟者ですので、お話ししていただきやすい雰囲気作りが出来ているかはわかりませんが、できる限りご相談者様の緊張をほぐす話し方を意識しますので、どうぞ安心してお電話ください。

また、事前にお話になりたいことを頭の中で整理したり、書き出したりすることで、お話される内容がぐっと伝わりやすくなることもあるかと思います。

声だけのやりとりと侮らず、お互いに気持ちの良い電話コミュニケ―ションを図りましょう。

【四季の風法律事務所 事務員】

2012.10.12

人の歴史を語るもの

堀川通りのいちょうもだんだんと黄色く色づいてきました。

二条城の前には観光バスが増える季節となりました。

秋の京都もにぎやかです。

いい季節がやってきましたね。

毎年秋になると、なぜか昔を思い返してしまいます。

昔といえば、、、

私達ひとりひとりには各々の歩んできた歴史があります。それを各個人の出生や死亡、婚姻、離婚などの身分関係に限って記載し、公的に保管しているのが戸籍ではないでしょうか。

戸籍にはその人物の顔写真もなければ、人となりも記載されてはいませんが、その人の人生が刻まれている『人生の縮図』のようなものだと感じます。

当事務所では、相続調査などを行う際に戸籍を申請することが多いです。

弁護士には、職務を行う上で必要な請求であるとして、戸籍や住民票を請求することが職権として認められています。

この戸籍、実はとっても奥が深いのです。

まず、私達が『戸籍』と口にする場合の戸籍とは『戸籍謄本(または妙本)』のことです。

戸籍謄本とは現在の戸籍の全部のことです。つまりその戸籍に記載されている家族全員分ということです。妙本は一部ですので、お父さんだけとか長男だけとか、個人のこととなります。

次に、改製原戸籍(これを「はらこ」と呼びます。)というものがあります。

これは以下に紹介する大きな二つの改製に伴って除かれた戸籍のもとの戸籍ということです。

①昭和32年以後:戦後、戸主制が廃止され、戸籍は一世帯単位へと再偏製されました。

②平成6年以後:コンピュータ化に伴い、各市町村でタイムラグはあるものの、次々と戸籍が電子化されてきました。

相続調査などでは、その人物(被相続人)の出生から死亡までの戸籍を全て揃えないといけないので、現在の戸籍や除籍から得た情報を元に、過去の除籍や原戸籍を請求することもよくあります。

戸籍をしっかり見て(読んで?)情報を見逃さないようにしないといけません。

一つの戸籍に記載されている全員が①死亡した場合や、②結婚や離婚に伴い新しく戸籍を編製した時③本籍地をよそに移した時(転籍と言います。)などの理由により居なくなった戸籍を除籍といいます。全員が除かれた戸籍です。

最後に、戸籍には附票というものが付いており、これには住民票の住所地の移動が時系列で記載されています。つまり、その人物の現在戸籍がわかっていれば、その附票から現住所がわかるということです。

とても簡単に紹介してしまいましたが、相続調査は場合によっては膨大な数の戸籍、除籍、原戸籍を取り寄せる必要があります。

『人生の縮図』といいましたが、顔も知らないたくさんの人が登場し、その出生から死亡までわかってしまう、とても大切なものを扱っているのだなと、身が引き締まります。

余談ですが、各市町村によって戸籍の用紙は実にバラエティに富んでいます。

紙の色、質感、描かれている模様など、地域の特性が表れていたりして、それを見るのが一つの楽しみだったりします。

みなさんはご自分の戸籍をご覧になったことはありますか?

                                  【四季の風法律事務所 事務員】

2012.10.04

ハロウィンで仮装できるのは外から見える自分だけです。

10月に入りました。

最近では日本でもを楽しむ人が増えたようですが、

まだまだ馴染みが少ないのではないでしょうか。

昨年のハロウィンの日。

仕事帰りの夜道で、仮装した若い男女が路肩で話しているのを見て、

心臓が止まるかと思うくらいびっくりしました。

パーティーに参加していない私にとっては、あの光景は恐怖でしかありませんでした。。。

それだけリアルなメイクや衣装には感心しますが。

誰かにとっての楽しみや、ちょっとしたイタズラ心が犯罪につながるケースも少なくありませんね。

やはり、何をするにしても、常識の尺度をきっちり持っておく事が大切なのではないでしょうか。

とは言っても、ハロウィンといえばかぼちゃ

かぼちゃが大好きな私にとって、すばらしい季節の訪れに変わりありません。

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 さて、弁護士が刑事事件を担当すると、『保釈請求』を行うことがあります。

保釈とは、保証金を納付することで、被告人に対する勾留を停止し、身柄の拘束を解く制度です。

召喚された際に出頭しなければ、保証金は没収されます。

 保釈請求する際に必要となるのが『身柄引受書』略して『ガラウケ』です。

身柄引受人が ①住所、②氏名、③印、④被告人との関係 を記入します。

これは、「もし、保釈が許可されたなら、私が被告人の身柄を引き受け、保釈許可の条件を厳守させ、召喚された際は指定の期日に必ず出頭させます。」

と約束するものです。

「私の目がちゃんと届いているので、保釈しても逃げたり出来ませんので安心してください。」

という保証ですね。

 普段調子のいいことばかり言って、いい加減な付き合いをしておいて、困った時だけ名前を貸してほしいなんて、そんな都合の良い話はありません。

もちろん、身柄引受人がいなくても、保釈が許可されるケースはあります。

ただ、人から信用してもらえる人でいること。

    人と信頼し合える関係を作り上げられること。

とても大切なことですよね。

 また、こうした関係が、犯罪の抑止力になるものと思います。

次回はの話でもしましょうか。

【四季の風法律事務所 事務員】

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